先日 読売新聞に中高年夫婦を中心として「夫婦別寝」と呼ばれる寝室を別にして生活するスタイルが増加している記事が載っておりました。
三井のリフォーム住生活研究所がまとめたデータに依ると「別々の部屋で寝ている夫婦」は実に3割を超えているとのこと。
その理由としては「就寝、起床などの生活のリズムの違い」(44%) 次いて「いびきなどの不満」(33%)
「テレビ、読書など就寝時の習慣の違い」(32%)の順。「一人の時間がほしい」(21%)「室温の好みの違い」(16%)などの理由もあったそうだ。
以前は寝室が別々だと「仲が悪いのでは・・・」という目でみられていましたが、近年はお互いの生活スタイルを尊重し、『別寝』の設計を前向きに考えている人が増えている様です。
この別寝には大きく分けて3つのタイプがあります。
一つ目は、個室の寝室を二つ作る「完全別室型」
二つ目は、広めの一部屋の中央にクローゼットなどを設置することで空間を分ける「別スペース型」
三つ目は家具などをベットの間に置く「家具活用型」が挙げられます。
「完全別室型」なら相手が気にならない。
空調の温度も好みに合わせることが出来ます。
「別スペース型」「家具活用型」は同じ部屋なので相手の気配を感じられることが利点です。
体調が悪くなってもすぐに
気づいてもらえますし・・・
昔は4LDKという間取りは、1FにLDKと和室、2Fに3部屋で内訳としては子供部屋が2部屋で1部屋が夫婦の寝室でした。最近は、子供の数が1人の場合が多く、考えてみたら子供部屋が1部屋で、2部屋がそれぞれ夫婦の寝室になってることが多いのではないでしょうか?
そう言えば、最近、クライアントとプランの打合わせをしていて4LDKではなく3LDKの間取りの要望が多いことに気づきました。 これは2階に2部屋だけなのですが将来間仕切って3部屋になる様に1部屋は広々したものにしてほしいというものであります。
今は子供は1人だけど2人目の子供を設けるかどうかはわからない為、場合によってはそのまま3LDKで不自由しない・・・というものを前提としている発想の様です。 これこそ前記の「別スペース型」の代表的な例ではないでしょうか?
その一方でリビング内階段を採用される方も増えて来ています。
これは家の中に一体感をもたせる考え方で、家族の気配を常に感じられる為に設計する手法です。
「リビング内階段」と「夫婦別寝」の相反する二つの考えの狭間(ハザマ)に垣間見える人間の心理は
「一人でいたいけど適度につながっていたい」といったところでしょうか?
そのうち生きている間は「夫婦別寝」で死んだらお墓も別納・・・なんて世知辛い世の中になってしまうのでしょうか?
世のご主人方・・・奥様にたまには花束のプレゼントでもして御機嫌をとっておいた方がいいかもしれませんぞ。 いつの間にかお墓も別々・・・なんてことにならないように・・・。
かくいう私も早速、明日にでも妻に花でも買って帰ろうかなぁ。
あ、でも逆に変に怪しまれるのがおちか〜
人間関係て本当難しいですネ。

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